8月5日(日) (曇り)

富士甲子祭2日目。
今日はじょーじと「カッパチーノ」としてコンビを組んで、大道芸をする。
彼女と組むのは、5月ゴールデンウィークの鈴鹿の大会以来だ。
久し振りに会えるかと思うと嬉しい。
 喜んでばかりもいられないので、午前中に彼女に家まで出向いて貰い、
衣装合わせや打ち合わせをする。
久々の大道芸で不安げなじょーじ。「楽しくやろうよ」・・・いつも相方がいる時にはそういう私。
お客さんに楽しんで貰う事は、もちろん大切。
だけど、自分たちも楽しく出来なければ意味がない・・・と思う。
 昨日は長く感じた富士までの道のりが、今日は短く感じたのは、
隣に心強い相棒がいたから。

 通りには、昨日より人が出ていた。
露店の準備が、昨日のままで早かったせいもある。
浴衣姿の娘さん達を羨ましく眺める。・・・今年も浴衣を着る機会がないなぁ・・・。(苦笑)
ま、まぁ、私が浴衣を着ても、色気の欠片もない事には変わりがないんだけどね〜。
ふぅ。そろそろ出てきてもいいと思うんだよね〜。
30歳近くなった女性の、艶っぽい色気とか。(ないものは出ない!)
 コンビで2回。ソロで1回の大道芸を、2時間の中でやる。
もちろん昨日と同じく、うさぎ君と交代で。
いつものソロのネタと構成をアレンジしたものだったけど、
きちんとついてきてくれたじょーじに感謝!!鈴鹿の時よりも、自分に余裕が出てきたのが
解った。まだ、ひとりで突っ走る癖が抜けないけど、
あの時よりも相方の動きを見たり、きちんとショーの中で
ネタ的会話が出来るようになったのは進歩かな。
 まだまだ反省点はある。もっと相方が安心して技やネタを披露出来る様な雰囲気作り。
それからジャグリングをするのであれば、もっと技の完成度を高くしなくてはいけない。
声の出し方、間・・・。
課題は尽きないけれど、毎回お客さんの笑顔と拍手に励まされて
、次の大道芸まで頑張れている。

 小学生の男の子が投げ銭の代わりに、
縁日で売っているお菓子を袋に入れて渡してくれた。
「ちゃんと3個ずつ入ってるから、3人で喧嘩しないように、分けて食べてね」
透明な袋の中で、キラキラ光るこんぺい糖やお星様の形のラムネが、
疲れを癒してくれたよ。
とっても嬉しかった。お小遣いで買ってきたんだろうに。
皆、その気持ちに感動しながら、ありがたく頂いたよ。

 昨日仲良くなった露店のお兄さん、お姉さん。
昨日からずっと見てくれた、競馬新聞を持ったおじさん。
お祭りの主催の方々。山車を引いていた可愛い女の子達。バッチ屋のお兄さん。
「頑張ってね」「また来年会いたいね」・・・口々に声を掛けてくれた。
初めて一瞬の出会いの後の別れが寂しいと感じたよ・・・。
2日間、通算6時間程そこにいただけで、数え切れない出会いがあったよ。
 皆、温かく接してくれた。たくさん拍手をしてくれた。また、どこかで会えるといいな・・・・・・。

 路上でよく昔の同級生に会う。今日は高校の時の同級生に会った。
私は元気だよと、何も言わなくても。路上で再会すると皆解ってくれる。
大道芸をしている私がどんなに幸せか。
 駅の階段で、気を使ってじょーじが道具入れを運んでくれた。
うさぎ君も控え室から現場まで・・・。
ありがとう。いつまでも膝を理由に甘えちゃいけないけど・・・そんな優しい仲間が大好き。
「楽しかった?」と尋ねた私に、満面の笑顔で「うん!!」と応えたじょーじ。
今回の仕事を紹介してくれたうさぎ君。
またこうして同じ道の上で頑張りたいね。お疲れ様。本当にありがとう。

 大道芸をする度に、どんどん大道芸が好きになる。
もっと頑張ったら、もっと好きになるんだろうか・・・?


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